ふぃーたっくす

物理屋から税務屋へ.phy→tax

心地よい忙しさ

無遅刻だった高校時代と一変し、大学時代は何度か授業に行かないこともあった。研究室はコアタイムなしの自由な雰囲気だったため、これまた行かれない日があったり、なんとか午前中に滑り込むみたいな日があったりした。自分は高校まで真面目だと思っていたから、できない自分を責めることも多かった。行けばいいだけなのに行けない。やればいいだけなのにやれない。今思えば、強制力がなくなればだらけるという典型的な人間だっただけなのだが。そこで自分を律してやれる人は本当にすごくて尊敬する。

 

さて就職した私はまた強制力により毎朝それなりの時間に起きてそれなりの時間の電車に乗りそれなりに働きそれなりに子どもの世話をする生活になった。学生生活の最後の方は、もう退学を決めていたからゆっくり過ごしていて、本は読んでいたけど何もしてないに等しいくらい。そこから働くのはギャップが大きいのではないかと危惧していた。1週間前くらいから似たような生活リズムで予行練習をするつもりだったが、案の定強制力のない場面においては自分はダメなのだった。結果いきなりいわゆるワーママとして社会人デビューをしたわけだけど、親切な職場の方や保育園の先生方、夫や比較的元気な子の力もあり、なんとかやっている状況である。

 

私はとにかく強制力がないとダメなタイプ(これはまあ大体の人がそうだろう)であるが、強制力があればきちんと頑張れるタイプでもある、と思う。試験本番で失敗したという話はよく聞くが、私は本番ではむしろド集中により(?)練習ではとれなかったような点数や、練習ではうまく話せなかったプレゼンがなぜかうまくいくのである。だから強制力がないとダメな自分を責めるのではなく、凡人だと思って強制力をうまく使って、本番になぜか強い特異体質をたまに活かしていけばよいのだと思う。

 

小さい子どもがいながら仕事があってそれなりに楽しくて、心地よい忙しさがあることの幸せをかみしめて職場に向かう電車の中で。

医療費控除の準備

自宅でもe-Taxシリーズ第2弾(笑)

 

昨夜は医療費控除申請のためのExcelファイルにデータを打ち込んでいました。

 

医療費控除は10万円以上とよく言われているのであまり関係ないよ!と思われる方が多そうですが、所得が200万円以下だと所得の5%超えたら部分から控除対象になります。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

 

私のような半端な扶養抜け低所得者だと、所得の5%超の方を気にすることになります。

 

今、(かなりざっくりいうと)パートも社会保険にって流れがありますが、それで扶養抜けて少し所得があるんだって人なら、医療費控除、対象になりやすいかもしれません。あとは年の途中で就職して、その年の所得はそんなに多くないとか。

 

ちなみに昨年は妊娠出産がフルで(年をまたがずに)ありましたので、数十万控除がありました。ぱっと聞くと嬉しいけど、そもそもそれ以上に払ってるんでなんとも複雑な気持ちです。

 

今年は医療費助成があっても子だけで1万ほどかかっており、自分も産後で風邪を引きまくり既に3万くらい。夫分も考えると、10万overは難しくても、やはり今年も医療費控除を使うことになりそうです。

 

日本語なだけでありがたい

10月入社(入所?)した私は今日をもって新社会人1か月目が終了した。

 

慣れないこと、知らないことも多かったけど、タイトルどおり「日本語だけでありがたい」。

 

理系博士課程の端くれにいた人間なので、一応英語の論文を読むし一応国際学会に参加するし。一応わけわからん数式やわけわからんプログラムと格闘してきたし。

 

という立場からすれば、たとえ回りくどい日本語だとしても読めてすぐ意味がわかるだけストレスが少ない今日この頃。

 

ただ、読んで意味がすぱっと決まるというよりは、どう適用するかという解釈問題なのが実際は大変なところ。

 

頭を使っているような使っていないような不思議な感覚。

 

今はまだ下っ端の業務をしているので、作業的な要素が強く、退勤の頃にちょうど脳みそがいい感じに温まる(笑)

 

研究をしていたときよりもかなり集中してPCに向かうので、肩こりと足のむくみがややひどい。これから寒くなるし対策を打った方がいいような気がしている。

開業・廃業届をe-Taxから申請する方法(スマホでマイナンバーカード読み取り)

今の会計事務所に勤める前、学生をやりながら個人事業をしていて、開業届&青色申告をしてました。

就職してひとまずそれが落ち着いたので、廃業しておこうと届出を出した次第です。

 

web版のe-Taxでさくっと作成して終了の予定がわちゃわちゃしたので、誰かの役に立てばとざっくりメモですが残しておきます。

この辺のやり方はしょっちゅう変わりそうな気もするので2023年10月末現在の情報になります。

 

e-Taxソフト(アプリ)をインストール(Windowsのみ)

②ソフトにて、開業・廃業届を作成

③作成帳票一覧で帳票を右クリックし、「切り出し」→.xtxファイル作成

e-Taxソフト(web版)にて

申告・納税・申請>作成済データの利用 を選択

③でゲットした.xtxファイルをアップロード

電子署名を付与

スマートフォンでできます。当方はiPhone使用。

⑥送信 申請完了

 

まずweb版のソフトからは開業・廃業届が作れません。

PDFをダウンロードして作成していたので、イメージデータから送信しようとしましたがイメージデータにも対応していません。

 

そのためアプリ版をインストールしてそちらで廃業届を作成します。

ちなみにアプリは私が2000年代前半みたいな素敵なデザインです。

 

ICカードリーダーを持っている人であれば、アプリ内で電子署名をしてそのまま電子申請が可能ですが、私はいつもマイナンバーカードをiPhoneで読み取って電子署名をしていたので、アプリ内で申請することができませんでした。

 

そこで一度作成帳票を.xtxファイルにエクスポート(切り出し)し、web版にて電子署名を付与することでなんとか送信できました。

 

ちなみに廃業届は廃業の事実があってから1か月以内に出すこと、となっております。

青色申告も出しているのですが、ひとまずこちらは出しっぱなしにしようと思ってます。また新しく細々開業するかもしれないので。

(ちなみにどこかの記事で見ましたが、Aという事業を廃業してすぐBという事業をする場合、廃業・開業届を出さずともそのまましれっと変更でいいらしいです。ソースがすぐ出てこないので念のためお調べください。)

 

仕事でも家でもe-Taxばっかりでなんか嫌だな(笑)(笑)(笑)という1日でした。

 

 

おしまい。

ブログをはじめる

博士課程まで進んで物理を専攻していた。と聞いたら、なんだかすごく理系の人っぽく聞こえるけれど、私は理系の道を捨てた。捨てたつもりはないものの、技術系の仕事は一度外れたら戻るのは難しいと聞くから捨てたことになるんだろう。

 

いわゆる理系の仕事に興味が持てなかった、それだけの話。

 

そして選んだのが、会計の仕事。

 

数字を扱うから、数字が嫌いな人からしたら十分理系じゃん!と言われそうだけど、いやいやだいぶ違うぞ、というのが今のところの感想。法律に触れる機会も多い。初めてのことだらけで面白さと戸惑いが9:1くらい。

 

物理をやっていたようなド理系から見た会計や法律の世界について、二度とやってこない貴重な今の瞬間を残せたらとブログを開設してみた。

 

それから未経験(なんなら未就業)で会計事務所に就職したので、そのあたりの体験記もシェアできたらと思う。

 

あとは具体的に就職・転職活動まで至っていない人でも、会計の仕事に興味のある人に向けて、仕事内容のイメージがつくような記事も書いていきたい。

 

今はバタバタしているけれどゆくゆくは税理士も目指そうと画策中のため、そのあたりの情報も。

 

 

今は来たる繁忙期に向け、一刻も早く業務を覚えている最中。

 

久々によびノリの動画を観たら、少し物理が恋しくなっているところ。

 

いろんな分野の話がわかるようになるのは楽しいことだ。

 

 

 

ではまた。