ふぃーたっくす

物理屋から税務屋へ.phy→tax

確定申告業務を終えて

昨日は確定申告の締め日でした。

 

私は下っ端で上司のチェックを受ける立場のため、忙しかったのは先週〜今週頭で、今週末はどちらかというと今月申告する法人の決算作業にな追われてました。

 

5-10人ほどの確定申告を担当しました。

業種も所得も使っている控除もバラバラで興味深かったです。

働き始めたばかりでふるさと納税したことない私は、初めてのふるさと納税の申告は他人の申告でした(笑)

 

スポットで決算だけするお客様ではなく、顧問で普段から接するお客様だったことは良かったですね。人となりがわかっているし、普段の取引もわかっているので良いです。

決算だけのお客様だと、これは経費なのかなとかいちいち考えてしまいそうだし、連絡とるのも気まずいといいますか。距離感もつかみにくいしやりにくいです。

ある程度の関係構築をしたいタイプなので、顧問先のお客様の申告を任せていただけたのは良かった!性格、上司にバレてるのかな。

一方で決算だけのあっさりの関係で半ば機械的にドンドンやるのが得意って人もいるだろうし、人それぞれですね。

 

話が変わって最近思うのは、自分は税のことより会計が面白いのかなということ。

決算しめるまでが面白くて、申告書は別にみたいな。よくわからなくて難しいから面白くないのかなとも思うけれど。

まだ簿記の勉強が中心で、税務は全然だし、仕事も税務顧問の難しい質問は上司が対応しているし。

繁忙期抜けたら実務だけでなく知識も入れていかなくては。

自分の確定申告を終える

R5までは確定申告が必要な状況だったので、先週末確定申告をしました。

 

乳児クラスの子がいる身としては、確定申告だけでなく住民税額も気になるところ…

必死で計算をし、控除を夫婦各々に振り分けて次回の保育園料をなんとかワンランク下げることに成功。

ビンボー家庭は頭くらい使わないといけません。

 

確定申告自体は5年ほどしているけれど、昔発行した利用者識別番号はいまや全然使わなくて、マイナンバーカード利用のe-taxで申告しています。

業務では申告ソフトで行うのでまた使い勝手が違う感じです。e-taxはかなり一般人でもやりやすいように工夫されている感があります。源泉徴収票の自動読み取りとか、完全信用はできないけど便利。

 

それから自分の青色申告で全く気にしていなかったのが事業税。個人事業主も一定以上所得があるとかかる。。。私の微々たる所得では発生していなかったのでセーフだけど、お客様はもちろん発生している方もいるので、きちんと確認しなくては。

所得税と住民税だけ〜なんて思っていると、消費税やら事業税やら償却資産税やら、事業をやっていると大変なんだなと思う今日この頃です。

1月の振り返り

あっという間に1月が終わってしまいました。

 

法定調書合計表

給与支払報告書

償却資産申告

 

という1月のメインイベント(?)のほか、決算を1社、12月に終わらなかった年末調整などなどやっておりました。あと源泉所得税の納期の特例の案内もしました。

 

残業は振り返ってみれば10-15hといったところで、おそらく少ない方になるんだとは思われる。なんなら私は時短なので、これでおそらく普通の人の労働時間くらい。でも大分しんどい(ずっとはできない)と感じたので、フルタイムには向いてないなと悟る。

 

残業するくらいには仕事が片付かなかったため、家でも布団の中でも勝手に仕事のことを考えてしまい、これは困った。仕事を始めたばかりの頃は適度に楽しくて、適度に疲れて、毎日ぐっすり眠れていたのだけど眠れなくなった。既にまずい?!?!繁忙期これからだけど大丈夫そ???

 

年末調整がずれ込んだのが最大の難。来年はもっと早くから資料請求するようにしなくてはいけないなー。

年末調整に限って言えば、会社が遅い、ではなく、従業員が遅い、場合もあり…これも区切って、諦めて、乙欄扱いにしちゃうのが良かったのかもしれない。

 

子どもは年末年始にがっつりダウンした分1月は無休で通ってくれて本当に助かった。また、2月は体調崩しそうな気配がしている。ただでさえ2月は勤務日数が少ないのに、12月決算やら確定申告やらで泣きそう。閏年だからまだ救いか?勤務日数少なくて嫌になる日がくるとは思わなかった。今月もがんばります。

税理士補助の仕事って…オカン?

他所はどうかわかりませんが、未だ年末調整のごたごたに取り組んでいる今日この頃です。1月25日支給の会社で、のんびりしているようなところだと書類が来なくて、まだ作業ができないなんてことになっております。1月までに何とかしないといけないとは知りませんでしたあなんて方もいらっしゃって、私のように1年目ならともかく何年も仕事しているのでは?!と言いたくなることもあります。不思議な世の中です。まあ年に1度だと忘れてしまいますな。

 

年末調整に限らず決算作業に必要な書類を共有いただけなかったり、そもそもコンスタントに資料を共有いただけなかったりで、お客様をつつくことも下っ端の大切な仕事になってます。今20社くらい見てますが、それぞれの状況を確認しながら作業も進めるのは本当に大変!確認したり急かす作業で半分とまではいかないがかなりの時間を費やしている気がします。でもこの仕事、オカンの仕事と似てるなーと思います。

「○時だよ起きて!」

「あと○分で家出る時間だよ」

「宿題やったの?」

「プリント入れた?」

…みたいな。我が息子、まだまだチビなのでこんな会話はしてませんけど(笑)

 

下っ端なのに他人のスケジュール管理をするという意味で上司的な働き方もできてお得なのでは?とポジティブに生きたいと思います。でも、残業はしたくないよお。

日々の記帳の大切さ

あけましておめでとうございます。

今年もぼちぼち書いていけたらと思います。

 

昨日から仕事始めで、早速もりもり仕事をしています。1週間子どもとずっと過ごしていると、仕事中の静かさのなんと穏やかなこと(?)

 

今月は決算の担当があるのでまた緊張の1か月です。2社目だし、何か月分か自分で記帳もしたところなので会社の取引内容も1社目よりはわかっているはず。。。大まかなところはわかっても、繰延系や給与扱いにならないかどうか、あと社会保険については特にまだ手探りです。金額もコロコロ変わるし月またぐし、労使折半だし。。。

 

そして何期も残るこの金額は何なんだろう、と思うこと多々。明らか消し忘れだから消してしまいたいが私の一存で消していいのか、消すにも相手の科目は何で消すのか?

 

仕訳のブレを修正しながら、日々の記帳でちゃんと問題解決しておくことが大切なんだなと実感。そして脳裏に浮かぶ、別の会社のとりあえずこう処理しておくかー!の仕訳。。。

 

日々の記帳、以前に、そもそも日々こまめに資料を共有いただくことも大切ですね。年1しか送ってこないお客様もちらほらいらっしゃるんですよねぇ。早く取り掛かりたいから早く届いてほしいような、山になった資料を見たくないから永遠に届いてほしくないような。

そうかと思えば毎月きっちり共有いただけ、かつこの納期までに記帳してほしい!という方もいたりして、それはそれで〆切がキツくて大変だなと思ってます。どうすれば安定して過ごせるんだろうかー。

税理士=節税節税、ではないらしい

年末年始休みに入りました。働き始めてからは初の長期休みです。嬉しいです。日頃溜まっている家事と勉強と帰省をしたら終わってしまいそうですが。

 

会計事務所に入る前の私のイメージは、とにかく節税。そんな風なイメージの方、多いのでは。小学生のときから節約や片付けの本を読んでいたケチな私には良い分野だと思ったのも、この業界に飛び込んだ1つの理由です。

 

実際に働いて、決算をしたり、決算の前のミーティングに同席したりする中でわかったのは、必ずしも節税節税していないということ。とにかく税金なんて払わない方がいいからなんとか税金を減らすものだと思っていたけれど、会社の場合それって利益を減らすことなんですね。利益が出てないとなると、銀行が融資をしてくれなくなったりするそうです。だから融資を考えている場合は、無理に経費を増やしたり節税したりせずに、税金は多少払うけれどもきっちり利益は出してますよとアピールするのだそうです。決算前のミーティングには、その辺の感覚を税理士とお客様で共有する意味合いもあります。

 

私はといえばまだまだ溜まっている年金があるので、今年くらいまでは非課税者じゃないかな、と思います(笑)でも家族が普通に稼いでいるので残念ながら非課税世帯にはならず、いろんな補助金はもらえません!

新人だからできること

今週は年末調整のやりとりに追われていた。そこそこの規模の会社ならきちんと進んでとっくに終わっているところだろうが、オーナー会社や規模がそんなに大きくない会社だと、まだのんびりしているところも多い。こちらが準備できていても、肝心の書類が届かずお尻を叩く?こと多数。この仕事、実はお客様のタスク管理が結構な割合だったりするんじゃないだろうか。

 

年末調整のやりとりの中で多いのは「ここはどうすればいいですか?」と書類の書き方についての質問や、控除に必要な原本がついていないので原本をいただくこと、こういう人は年末調整の対象になるのか、確定申告するから年末調整は大丈夫です!(いやいやそうはいかない、と止める)などなど。

 

新米としては、お客様の方が詳しくて、お前こんなことも知らんのか、と怒られないように気をつけなければ、と考えていたのだけれど、蓋を開けてみるとそうでもない、ことも多い。ほっとしている場合ではなく、こちらは案内側なので、きちんと説明しなくてはいけない。

 

新米のいいところは、相手の気持ちがわかること。たぶん自分と同じくらいわからないのだろう、ということで、なるべくわかりやすく説明できるように頑張る。結果として伝わっているのかは、よくわからないが…

 

これが何年目かになって同じやりとりをするようになったり、自分にとって年末調整の知識が確固たるものになってきたりすれば、わからない相手の気持ちがわからなくなってくるかもしれない。

 

知識は周りのサポートを得ながら補完しつつ、新人らしく(もちろん、お客様は私が新人なことは、知らない汗)せめてお客様によりそったご案内ができたらなあ、と思う。もっとも、もっと繁忙期になったらそうも言ってられない気もする。