ふぃーたっくす

物理屋から税務屋へ.phy→tax

税理士=節税節税、ではないらしい

年末年始休みに入りました。働き始めてからは初の長期休みです。嬉しいです。日頃溜まっている家事と勉強と帰省をしたら終わってしまいそうですが。

 

会計事務所に入る前の私のイメージは、とにかく節税。そんな風なイメージの方、多いのでは。小学生のときから節約や片付けの本を読んでいたケチな私には良い分野だと思ったのも、この業界に飛び込んだ1つの理由です。

 

実際に働いて、決算をしたり、決算の前のミーティングに同席したりする中でわかったのは、必ずしも節税節税していないということ。とにかく税金なんて払わない方がいいからなんとか税金を減らすものだと思っていたけれど、会社の場合それって利益を減らすことなんですね。利益が出てないとなると、銀行が融資をしてくれなくなったりするそうです。だから融資を考えている場合は、無理に経費を増やしたり節税したりせずに、税金は多少払うけれどもきっちり利益は出してますよとアピールするのだそうです。決算前のミーティングには、その辺の感覚を税理士とお客様で共有する意味合いもあります。

 

私はといえばまだまだ溜まっている年金があるので、今年くらいまでは非課税者じゃないかな、と思います(笑)でも家族が普通に稼いでいるので残念ながら非課税世帯にはならず、いろんな補助金はもらえません!