ふぃーたっくす

物理屋から税務屋へ.phy→tax

新人だからできること

今週は年末調整のやりとりに追われていた。そこそこの規模の会社ならきちんと進んでとっくに終わっているところだろうが、オーナー会社や規模がそんなに大きくない会社だと、まだのんびりしているところも多い。こちらが準備できていても、肝心の書類が届かずお尻を叩く?こと多数。この仕事、実はお客様のタスク管理が結構な割合だったりするんじゃないだろうか。

 

年末調整のやりとりの中で多いのは「ここはどうすればいいですか?」と書類の書き方についての質問や、控除に必要な原本がついていないので原本をいただくこと、こういう人は年末調整の対象になるのか、確定申告するから年末調整は大丈夫です!(いやいやそうはいかない、と止める)などなど。

 

新米としては、お客様の方が詳しくて、お前こんなことも知らんのか、と怒られないように気をつけなければ、と考えていたのだけれど、蓋を開けてみるとそうでもない、ことも多い。ほっとしている場合ではなく、こちらは案内側なので、きちんと説明しなくてはいけない。

 

新米のいいところは、相手の気持ちがわかること。たぶん自分と同じくらいわからないのだろう、ということで、なるべくわかりやすく説明できるように頑張る。結果として伝わっているのかは、よくわからないが…

 

これが何年目かになって同じやりとりをするようになったり、自分にとって年末調整の知識が確固たるものになってきたりすれば、わからない相手の気持ちがわからなくなってくるかもしれない。

 

知識は周りのサポートを得ながら補完しつつ、新人らしく(もちろん、お客様は私が新人なことは、知らない汗)せめてお客様によりそったご案内ができたらなあ、と思う。もっとも、もっと繁忙期になったらそうも言ってられない気もする。